2012年11月1日木曜日

ルリコンゴウインコ & オオホンセイインコ

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 このバードワールドで最も人気のある鳥がこの
 「ルリコンゴウインコ Blue and Gold Macaw」である。
 まさにカラフルである。
 残念だが、生息地はアメリカ大陸でこのオーストラリアにはいない。



 wikipediaには詳細な記事がある。

ルリコンゴウインコ (英名:Blue and Gold Macaw)は、コンゴウインコ属に分類される鳥類の一種。



 南アメリカ大陸のパナマ南部からブラジル、ボリビア、パラグアイとトリニダードにいたる沼沢性熱帯雨林に生息する。
 トリニダードでは絶滅危惧種である。

 体長 76〜86cm、体重 900g から 1300g にも達することがあり、世界でも最大級のインコのひとつとなっている。
 青い羽と尾、黒い顎、金色の胸から腹、そして前頭部が緑色と目のさめるような外見をしている。
 嘴は漆黒でナッツを砕くため大変に強靭である。
 羽毛のない顔は白く、この鳥が興奮するとピンク色に染まる。
 そして黒い小さな羽根による線が走る。

 生息域によって羽毛にはわずかなバリエーションがある。
 中には下部の色彩、ことに胸部がもっとオレンジがかったものや“バタースコッチ”色のものもある。 
これらはしばしばトリニダード産の個体に見られ、その他のものはカリブ海沿岸に見られる。
 そしてこれは明らかに環境的な要因によるものである。

 ルリコンゴウインコは60年以上生きることができ、一般に生涯つがいを守る。
 木の幹の最上部に巣を作り、雌は通常二個の卵を孵す。
 その強力な嘴を固いナッツの殻を砕くために、また木に登ったりぶら下がるためにも使う。

 印象的な外見やおしゃべりの能力から、ペットとしてポピュラーであるにもかかわらず北アメリカにおけるルリコンゴウインコ一羽の価格は、1,000 〜2,000 US ドルにも及ぶ。 
 また体が大きいことから家畜化することは難しい。

 ルリコンゴウインコの飼育には、イヌやネコのようなもっと伝統的なペットに比べて遥かに多大な努力と知識が要求される。 
 彼らは賢く社会性があるので、十分な世話ができる者にとっては優れた愛らしいコンパニオンアニマルになることができる。
 ルリコンゴウインコは飼い主たちから"飼い主専用" の鳥以外の何物でもないことで知られており、その飼い主と非常に密接な絆を結ぶ。

 非常によく世話されたルリコンゴウインコでさえも“雄たけび”をあげ、そのほかにも大きな声を出すことがある。 
 それでもなお静かにさせることは可能である。
 大声を出すこと、ことに“群れの呼び鳴き”や物を噛み砕くことは彼らの自然な行動の一部であり、飼育下においてもそれは予想されうることである。
 ある程度はおもちゃを噛むように仕向けることができるだろう。
 しかしとりかごに入れずに室内で一羽でおいたコンゴウインコはおそらく部屋の改装にとりかかることだろう。
 かごの中でたくさんのおもちゃを与えれば、鳥はそういった適切な対象を噛むことに集中して、必要なものを噛み砕かれる被害を軽減することができるかもしれない。

 ルリコンゴウインコはさまざまな食餌を必要とする。 
 種子のみの食餌はビタミン欠乏のような健康上の問題を引き起こすことがある。
 よい食餌の一例としては、良質なペレットミックスに、混合された種子、ナッツとドライフルーツを組合せ、常に新鮮な野菜(葉物と根菜)と果物を与えることがあげられよう。
 さらにその上、パスタやパンなどのような安全な食物を飼い主の食事とともにとることは広く行われており、そしてインコもそれを楽しんでいる。

 バラエティに富んだ食餌を与えるよう努力している間は高脂肪分の食品一般は避けることが重要である。
 食品の中にはそのグループ全体が鳥類やインコに対して有毒なものがある。
 サクランボやその他のほとんどのバラ科植物の種子の核、そしてアボカド、チョコレートやカフェインなどはインコに有害である。
 鳥類においてはチョコレートとカフェインはヒトがそれを代謝するようには代謝されない。
 バラ科植物の種子には 青酸グリコシドが含まれており、アボカドにはペルシンが含まれているが、これらはいずれも有害な化合物である。

 これは英語版Wikipediaの訳文のようである。

 ペット情報として大量の情報が検索すると出てくる。
 飼い鳥としては面白いかもしれないが、野鳥としては少々興ざめな鳥でもある。
 youtubeのたくさんの動画が載っていますので興味のある方はそちらを。



 おなじく多くのところでペットとして飼われているのが「オオホンセイインコ Alexandrine arakeet」
 検索すると大量の情報、ペット情報、動画が出てきます。
 オーストラリアには生息していない鳥です。






オオホンセイインコ / 国立環境研究所 侵入生物DB
http://www.google.co.jp/webhp?hl=ja#q=%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3&hl=ja&site=webhp&prmd=imvns&ei=91mWUPHdCeyRiQfkqoCYDw&start=10&sa=N&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.&fp=605eda8b934ab28f&bpcl=37189454&biw=976&bih=529

オオホンセイインコ :鳥綱 インコ目 インコ科
英名  Alexandrine parakeet

 大陸中国,インドシナ半島,ネパール,ブータン,バングラデシュ,インド,パキスタン,アフガニスタン
 全長55~60cm.
 全身淡緑色で,後頭部から淡桃色の半円が頸をとりまく.肩羽に赤褐色の斑があり,長い尾羽は上面が緑青色,下面が黄色味を帯びる.
 雄では顔面下部と頭部を囲む黒い半月輪がある.

 樹木の多い住宅地,農耕地.
 原産地では樹洞で営巣することが多い.
 産仔数:1回に3~4卵
 繁殖期:原産地では11~4月が産卵期

 生態的特性:小さな群で行動することが多い.
 夜間はワカケホンセイインコ,ダルマインコとともに集団ねぐらをとることがある.
 食性:原産地では種子,花,花芽,果実,野菜

 東京で繁殖した記録があり,神奈川でも生息が確認されている.
 飼い主によって放たれ,野生化したと考えられる.






[ケアンズの野鳥]



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